結局は嫌なコトをやらなければならない、ずーっと生活のためだなんだといって嫌なことをやり続けている、こんな状況を変えたいと思っている方は、ぜひカーネギーの物語を読んでほしい。大富豪で鉄鋼王のアンドリュー・カーネギーからはたくさんのことを学ぶことができますが、貧困の子ども時代からのし上がってきた所にスポットを当ててよく読んでみると、そこには嫌なことだらけの毎日を改善するヒントがあります。
カーネギーの青年期
カーネギーはビジネスの才能に満ちあふれていたのかもしれませんが、彼の伝記を読んでみると、成功をなしえたのは才能では片付けられないこともいくつかあることに気づくことができます。一歩一歩今の生活をちょっとでも良くしていこうと思えるヒントを見つけてみます。では、カーネギーの伝記の中から次の部分に注目してみましょう。
カーネギーの家は貧しく13歳のときに仕事を求め家族でアメリカへ移住します。移住先は貧しい街でしたがなんとか綿織物工場で仕事につき家計を支えます。鉄鋼の世界に出会うまでに、綿織物工場をはじめ、郵便の配達員、電話技士、鉄道会社等たくさんの仕事を経験することになります。どの仕事も楽なものはなかったそうですが、どんな仕事も不平不満なんてこぼさず常にその仕事の一流を目指しました。
不平不満なんてこぼさず仕事に取り組む姿勢は周りに認められ評価されチャンスを得ていくことになります。なんかうっすら見えてきましたね、カーネギーから学んでおきたいことが。それでは、子どもとの話し合いの中でバチっと見えてきたヒントを見ていきましょう。
子どもにもあった乗り越える力
自分の子に先ほど紹介したカーネギーの努力のお話をしてみました。もちろん働いたことなんてないので、働くことのイメージはよく分からなかったようですが、すごく頑張った人だと言うことは伝わったようです。楽しいときに楽しむことはだれでも出来ます。カーネギーのすごい所は、つらい状況も楽しめたことです。
子どもにとっての仕事は、学校に行くこと、習い事に行くこと、家のお手伝いをすること、自分らしく遊ぶこと、といったことでしょうか。あれもこれもカーネギーのように一生懸命の子もいるのかもしれませんが、うちの子の場合、濃淡はくっきりしていますので、こう聞いてみました。「毎日の中で、すごく嫌だけど頑張ると大人が喜んでもらえそうなことある?」すると即答で、宿題、と答えました。うちの子は宿題が苦手です。まずやる気が起きずなかなか始めませんし、やり始めても集中できず途中で別のことをやったりしてなかなか終わりません。そして終わるまで、宿題やったの?宿題終わったの?と親にずっと言われ続けるわけです。さっとやってさっと終わらせるのが良いということは頭で分かっていても、なかなか体がついてこないのです。まさに宿題はうちの子どもにとっては悩みの種なのです。
宿題を終わらせないと自分で自由でにできるフリータイムがやってきませんし、早く終わらせないとフリータイムはどんどん短くなっていきます。どうせやらないといけないんだし、宿題はフリータイムをドンドン奪おうとしようとするんだから、ささっと終わらせた方がいいよ宿題、って子どもにいって発破をかけるのですが、重たい腰が軽くなることはありません。さて、多くの人はカーネギーのようにはできないのでしょうか。うちの子にはそういう所は一つのもないのでしょうか。
飽き性のうちの子でも続いたごほうびシール
子育て中の人は良くわかると思いますが、「ごほうびシール」というものがあります。お手伝いとか歯ブラシとかをできたときにシールをペタッと貼るものです。シールを貼ることを動機にして、自ら進んでやろうとは思わないこと、お手伝いとか歯ブラシ等を習慣化しようというものです。うちの子の場合、「ごほうびシール」は何度チャレンジしてもすぐに飽きて断念していました。しかし続いたものもあります。それは、宝くじを当てて東京ディズニーランドへ行こう!!と題して、ごほうびシールを作ったときでした。毎日、当たりますようにとお願いしたり、東京ディズニーランドへ行きたいという気持ちを確認したりすることで、1日1枚シールを貼るというものです。ワクワクする動機が子どもの中にもできたのです。確かにお題目は親から与えたものの、それを自分の動機にもできたのでしょう。
なぜ続いたのか振り返ると、日々のタスクに自分なりの目的があったからでしょう。自分のなかに目的があれば、辛いことであっても継続できるものです。内なる動機、とでもいうのでしょうか。キレイごと抜きで、指示されて納得できないことではなく、例え言われたことであっても自分で納得できる理由づけ、これがあるかないかで、嫌なことでも頑張れるのでしょう。その内なる動機が、周りの人の目的と合致するなら、お互いハッピーですね。嫌なコトをやらなければならない、ずーっと生活のためだなんだといって嫌なことをやり続けている、そんな時のヒントがここにあります。
まとめ
大金持ちのカーネギーのスタートは貧しい中での過酷な労働から始まりましたが、職を転々とし鉄鋼王に登り詰めます。どの仕事も楽なものはなかったと思いますが、カーネギーはいつもその仕事の達人になることを目指し頑張りました。誰にでも出来る事ではないかもしれませんが、おそらくそこには尋常ならぬ精神力と気合で乗り越えた、というよりも、自分の中で常に内なる動機があったのでは、と思われます。動機づくりなら私たちでもできることです。
うちの子どもを見ても、内なる動機があるとないとでは、同じようなことでも全然関わり方が違います。毎日嫌だイヤーと文句言い続けるのではなく、しっくりくる動機作りをすることこそが日々の嫌なコトを乗り切るヒントでしょう。


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