偏差値至上主義やお金稼ぎ至上主義に違和感を感じながら毎日を過ごされている方は、是非ともデービッド・リビングストンの子ども時代の苦労話を読んで欲しいです。リビングストンは暗黒大陸と言われていたアフリカ大陸のベールをはいだ男です。子ども時代は豊かでなく家計を支えるために工場で働いていた彼が、そのような快挙をなしとげられたのは子ども時代の苦労を乗り越える力があったからに他なりません。
自分の子どもとリビングストンについて話し合ったときの話も紹介します。きっと皆さんにもリビングストンのようにキラッと光るものがあることを思い出させてくれると思います。
デービッド・リビングストンとはこういう人
リビングストン(1813~1873年)はスコットランド(イギリス)の生まれで、医者であり宣教師であり探検家でもありました。当時はどんな所かよく分かっていなかったアフリカ大陸を初めて横断してアフリカの姿をたくさんの人に伝え世界三大瀑布の一つに数えられるビクトリアの滝の命名者であり、お札に載りもしました。そんな勇気の塊のようなリビングストンの伝記の中から次の苦労話に注目して、自分らしく生きるためのヒントを見つけていきましょう。
リヴィングストンは10歳から家計を支えるために工場で働くことになります。9歳のときには聖書を暗記できたというくらい勉強熱心で、仕事中も本をおいて仕事の傍ら、ちょっとづつ読み進め、勉強もしていました。そして仕事が終わった後は夜間学校に通い夜も勉強にいそしみました。人の幸せを願うリヴィングストンは大きくなるに従い行動に移さないとダメだという気持ちへと昇華していき、独学で勉強を進めて大学に入学します。
おそらく工場勤めをしていた人の周りにリヴィングストンのような人はいなかったと思います。周りの人から見たら少し変に見られていたかもしれません。例えば、学校で休み時間も体育の時間も美術の時間も寸暇をおしんでずっと勉強している子がいたらどうでしょう。白い目で見る人はきっと多いと思います。
子どもに話したところ子どもにある
自分の子どもに先ほど紹介したリビングストンの苦労話を紹介すると、勉強嫌いのうちの子にとってはちょっと信じられなかった様子。でも寸暇を惜しんで、夢中になって勉強していることが勉強であれば教育者にとって良い教材として使えそうですが、別に勉強以外なら、リビングストンのようにしていることってあってもおかしくありません。うちの子の場合、練り消しづくり、が一つそれにあたるんじゃないかと思い聞いてみます。「時間を惜しんで、ちょっとでも時間ができたらやっていることあるじゃない、ほら例えば練り消し」そうすると、練り消しは確かに寸暇をおしんで作っていると言います。また、どちらかといえば内気な子どもですが、周りの子に練り消しづくりを教えてあげている、というのですから驚きです。少しづつ大きくなっていく所やあのプニュプニュした感触が好きなんだそうで、どうすればもっと納得できるものができるかたまに試行錯誤もしているのだとか。
偏差値教育からすると、練り消しなんてなんの役に立たないすぐにでも止めるべき時間の無駄かしれません。しかし夢中に取り組めていることはきっと何かの役に立つこともあるでしょう。少なくともうちの子でいえば、普段は内気にもかかわらず周りの子ども達に自分の好きなコトを話して練り消しづくり人口を増やしているなんて、とても驚きで、練り消しづくりが子どもの勇気ある行動につながった、これだけでもすごく役に立っていると言えます。
きっと役にたっている
こんなのなんの役に立つんだ、テストの点数があがるのか?昇進してお金をもっとかせげるのか?そういったことに直接的な効果がなくても価値のあることはきっとたくさんあるはずです。もしかしたら自分で気づいていないだけなのかもしれません。隙間時間をつかってでも、もはや自然と何かやっていることありませんか。小さい事でもいいんです。もしそういうものがあるなら、あなたに「勇気ある行動」や「節制ある行動」につながる一歩をくれているかもしれません。もし学業や仕事に直接関係ないからと判断し、自分の心の奥底に抑え込んでいる寸暇を惜しんでもやってしまうくらい好きなことがあるなら今からでもやり始めましょう。
もし今子育て中なら、こんなのなんの意味があるのというようなことに子どもが熱中していたとしても、それを子どもから取り上げないであげてください。うちの子の場合は、学校の宿題中も練り消しを作っては宿題をしていて、がっと宿題を終わらせた方が効率良いし練り消しづくりを止めさせるほうが宿題には良いかもしれませんが、子どもなりに自分の時間の使い方を徐々に身に着けていくでしょうから、ゆったりとした気持ちで見守っています。その子どもの無駄ともおもえる行動や何かの役に立っているかもしれません。
まとめ
リヴィングストンは決して恵まれてはいない環境で家のため家族のために自分の時間を使わなければなりませんでしたが、どんな不幸な状況であったとしても、それが細切れの時間であったとしても自分の信念に沿った時間の使い方や生き方をしてきました。
子どもとの話のなかで、子どもにもそういうものがあることに気づきます。うちの子の場合は練り消しづくりでしたが、子どもなりに勇気ある行動にもつながっています。きっと皆さんにも同じような物はあるはずです。自分は本当はこう生きたいんだと思いながらそのように全く生きられていない時に思い出したいリヴィングストンの物語でした。


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